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    • 小雨が降るあいにくの天気のなか、これから始まる1ヶ月半の撮影の無事を祈って、東映京都撮影所で、8時から監督をはじめとするスタッフおよそ50人みんなでお祓い。お祓い後のクランクインで撮影を予定していた主演の成宮寛貴さん、桐谷美玲さん、中尾明慶さんも少し緊張した様子で参加。

      京都府京都市左京区松ヶ崎狐坂6にある宝ヶ池にて、降る雨をものともせず、映画『逆転裁判』がクランクイン!! 撮影初日は、主人公である新米弁護士・成歩堂龍一の幼なじみ・矢張政志が働く“ひょうたん湖”の売店シーンから。当初は成歩堂、真宵、矢張の3人によるシーンを予定していたものの、雨のため、成宮さん、中尾さん2人の撮影に。楽しみにしていた3人での撮影が叶わなかったが、成宮さんは気合い十分。憧れの監督との撮影に緊張しつつ、監督から「主演の成宮さんです」と紹介されると、「頑張ります!」と力のこもった挨拶をしていた。

      撮影初日ということもあり、キャスト・スタッフともいつも以上に活気が溢れるなか、10時にいよいよ撮影スタート! ファーストカットは、売店にいる中尾さん演ずる矢張のつぶやき。何度か段取りを繰り返し、いよいよ1ヶ月半の撮影が始まった。

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    • 綾里法律事務所のセットでの撮影初日。打ち合わせをした後に撮影はスタート。綾里法律事務所での撮影初日とあって、セットの細かなところを見ながら、美術の方と楽しそうに話していた成宮さんが印象的。14時になったところで桐谷さんがIN。真宵の衣装の帯を何度も取ったり外したり、少し苦しそう。

      御剣の逮捕報道のシーンでは、2人の息がぴったりで撮影はスムーズ。しかし、細かい立ち位置などチェックしながら何度も撮影をしていると、急にモニターが停止状態に。撮影が一時ストップしてしまうトラブルが発生! 数分後、何とかモニターも直り2人での撮影が再開。そこに、スタッフからキャストの2人に差し入れが。疲れが取れるようにと、バスバブとマッサージスクラブなど、お風呂グッズをプレゼント! 「今日さっそく使います!」と2人とも大喜び。トラブルがありつつも、無事に撮影終了。

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    • 6時30分に撮影所を出発。1時間ほどで到着する大阪府庁でロケを行って、裁判所のエントランスシーンを撮影。クレーンを使うため、準備に2時間ほどかかることから、9時半頃より撮影がスタート。それに合わせて、成宮さん、檀さん、中尾さんがIN。

      たくさんの報道陣が集まるなか、無罪判決を勝ち取った矢張が階段を下りてくるシーンの撮影では、報道陣のエキストラとして200人近い方たちが、朝早いにも関わらず集まってくれた。そして、斎藤さんがIN。「久しぶりの撮影なので緊張しますが、大事なシーンなので頑張ります!」と、やる気に満ち溢れた斎藤さんとともに、成歩堂と御剣が再会する緊張感のあるシーンを撮影。

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    • 大法廷セットでの撮影初日!! 東映京都撮影所で一番大きな1st.にゲームさながらのセットを設営。9時に撮影を開始し、スタッフ一同感動!! 前日の下見から監督はセットの出来に大満足。また大法廷のシーンに欠かせないエキストラのヘアメイク・衣装がすごいことに!! 100人近いエキストラのヘアメイクを、京都の美容学校の先生、生徒のみなさん総出で担当。逆転裁判の世界観やセットに合わせて朝から頑張ってくれたため、エキストラさんも法廷シーンの見どころの一つに!

      この日は弁護士の本村健太郎さんが井外弁護士役で出演のため8時にINし、いつもの髪型とは違うワイルドなモヒカンヘアーへと変身!! 衣裳は自前のスーツとトレードマークのメガネ。何個か持ってきたメガネを監督と選んで撮影に臨んだ。御剣役の斎藤さんと本村さんが法廷で闘うシーンでは、御剣に押されて悔しがる井外弁護士の演技にエキストラから笑いが。斎藤さんは大法廷を見て「これはもうセットじゃないですね。すご過ぎますね。ほんと高まります、気持ちが・・・しびれました」と心底感心。

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    • 成宮さん、桐谷さん、大東さん3人による大法廷セットでの撮影初日。この日から大法廷セットでの撮影が始まる成宮さんは、あまりの素晴らしさに感動して、撮影に臨んでいた。またセットを見た桐谷さんは「すごーい!」と感激。そして「実際に裁判所に行ったことがないので、分からないけれど、これがセットってすごいなと思います。ここに来ると緊張しますね」とセットの雰囲気を肌で感じている様。

      撮影が始まり、真宵が手錠をかけられ法廷に入ってくるシーンでは、「捕まえられている姿がすごく自然だね。すごい手錠が似合ってるよ」と、監督と桐谷さんが談笑。法廷の撮影に突入してからは、本格的にCGを使うシーンが増加。後のCGを想定する必要があるため、監督自ら使用している緑のパネルを持ち、位置などの確認をスタッフとしながら撮影を行っていた。

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    • 6時半に撮影所を出発し、9時半より撮影を開始。この日、石橋さんは久しぶりの撮影にもかかわらず、貫録のある演技で撮影はスムーズに。大変緊張感のあるシーンを撮影。

      裁判に向かう成歩堂と真宵のシーンでは、報道陣に紛れる中尾さんが、周りより背が高くて隠れないため、監督に「もう少し埋もれて」と指示され、中腰で一生懸命かがんでいた姿が印象的。撮影の合間に、中尾さんは積極的にエキストラの方と話したり、原作ファンのエキストラの方と盛り上がったりして、和やかな雰囲気の中で撮影が行われた。

      警察署となる京都市役所に場所を移し、成歩堂と糸鋸のシーンを撮影。今回の警察署のシーンでは市役所の方々にも協力していただいた。京都フィルムコミッションがある観光課を貸していただき、「逆転裁判」の糸鋸刑事のいる刑事課へ!! 刑事課の撮影シーンでは、お休みの日にもかかわらず、たくさんの市役所職員の方々にエキストラとして参加いただいて撮影。細かなところまで装飾がされていて、写真にあるようなポスターも。こういった細かな装飾のチェックもお忘れなく!

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    • 前日に続き大法廷での撮影で、この日は9時にスタート。大法廷での撮影は証拠品など法廷ビジョンに映し出されるものがCGになるため、1シーン撮るのにもとても時間を要した。まずは何もない状態での撮影をし、その次に役者が入って演技。最後にCG部分を想定した緑色の板を入れての撮影。「想像しながらの演技だけど、出来上がりが楽しみです」と成宮さん。

      舞台裏では、無罪を勝ち取るシーンなどで使う小道具として、紙ふぶきを準備。紙ふぶきは紙テープやビニールテープなどいろいろな素材や色で作成。大量に必要なこの紙ふぶきを美術スタッフがはさみで切って準備していると、「みんなでやらないとね!」と斎藤さんが、その作業を手伝ってくれた。紙ふぶきを散らすシーンでは、監督からの細かい演出が! 紙ふぶきの降らせ方にもこだわり、カメラ手前はゆっくり、俳優の頭上は勢いよく降らせるために、手前はザルでゆっくりと、後ろはジェットファンを使用するといった工夫を施した。CGをフルに使っている本作だが、こういった手作業のシーンもたくさんあり、それらもまた見どころの一つ!

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    • 大法廷の撮影が終わり、灰根のボート小屋のセットに移って撮影。ボート小屋の窓から映る木なども手を抜いていない今回のセット。こだわりの木の影は写真のように作成。小屋の中はかなり狭く、灰根の生活する薄暗い部屋になっていて、サユリさんの糞などもちゃんとつくられているほど、その徹底ぶりはあちこちに。
      今回、小日向さんが演じる灰根の衣裳には、現在と過去と何パターンか用意されており、この日はボート小屋で生活をする現在のホームレス状態の灰根だったため、衣裳は薄汚れたものを着用。その薄汚れた衣裳は、伸びきった髪のカツラにニット帽、セーター、コートとかなりの厚着。撮影中、スタジオ内の空調は切ってあるため、大変暑苦しそう。

      小日向さんは、この日に共演するサユリさん役のオウムのキバちゃんにも挨拶をして、餌をあげたり撫でたりとスキンシップを欠かさずとっていた。今回が初めての撮影であるキバちゃん、思い通りのシーンが撮れず、何度もテイクを重ねることに。そんなキバちゃんは小日向さんをかなり気に入ったようで、止まり木の代わりに腕に乗るなど、OKが出てからもなかなか小日向さんから離れなかった。
      休憩中には監督と灰根の役作りについて話し合う小日向さん。今回の灰根は過去の事件から関わる重要な人物のため、法廷に立つまでの心理状態なども細かく打合せを繰り返す。自分の指紋を消すシーンでは、手のやけどを作るために特殊メイクを。当日来ていただいた特殊メイクの方のおかげで、ただれた手となった小日向さんは「不思議な感じだね、すごい技術だよね!」と感心しきり。

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    • 成歩堂が過去の事件の真相を暴こうと狩魔を追いつめたにもかかわらず、証拠品が盗まれていたシーンを撮影。悔しさで成歩堂が机をたたき、机の上の書類と考える人の像が落下する場面の「ここまで来たのに・・・」というセリフを、真剣な表情で練習する成宮さんの姿が。成歩堂の資料は無造作に積まれている様に見えるが、これは装飾さんが計算し尽くして積んだもの。きれいに落下する角度で、すべてのものが積まれている。納得のいくかたちで落下するよう、テストにテストを重ね、監督もセットの中まできて何度もチェック。OKが出たときは、成宮さんもホッとした様子。実は、この無造作に積まれた資料には、成歩堂が調べた事件の内容や現場検証をした資料、証拠品の写真などを、何ページにもわたって記載。役者さんのために事件の内容などが分かるよう手を抜かずに作っている。

      撮影も進み、大詰めの大法廷のシーンに突入。成宮さん、斎藤さん、石橋さんの3人ともに、緊張感のある中、高い集中力で素晴らしい演技を重ねていく。特に石橋さんは、張り詰めた大法廷のセットの中で、渾身の演技を見せ、その姿に場内から自然と拍手が。そして朝の5時、夜を徹した大法廷のシーンの撮影が終了し、成宮さんと桐谷さんが同時にクランクアップ! お疲れ様でした!

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    • 先日グリーンバックで撮った、犯人が御剣を銃で撃って湖に落ちるシーンを、今度は実際の湖とスタントマンで撮影。衣裳が濡れてしまうので、撮影のチャンスは1回。そのため、ボートに乗る前の打ち合わせは、かなり念入りに行った。実際、ボートに乗るとかなりの揺れがあり、あまり激しく動くとボートが転倒しそうに。何度か落ちる前の練習をして、無事撮影終了。

      最後のシーンとなる留置所を、2st.のセットで撮影。この場所は、接見室や取調室などに使われた場所。そこを汚れた留置所にするため、薄暗いグレーに塗り直し、便器などを置いた。さらに、部屋の中には小さな窓を設置。この窓から入る光と雲の影を出すため、照明部が雲を綿で手作りし、さらに夕焼けの赤から夜にかけて青になる微妙な色を出すため、照明を15灯近く使用。セッティングに1日半を費やして撮影となった。

      そして、すべてのシーンを撮り終え、17時半にオールアップし、スタッフから拍手が。クランクインから45日間。本当にお疲れ様でした!!

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